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風に包まれて

決勝前に思うこと

F1,今年の鈴鹿は天候と予選方式でいつもと違う決勝グリッドになった。
本来、前のレース結果で次の予選出走順番が決まり、晴天であるなら前レースで勝ったドライバーが有利な予選を戦う事が出来るシステムに変わったのだ。コースのラバーグリッドの問題です。詳しくは他F1HPを参照してください。
しかし、2005年開幕戦のメルボルンでも起きた事が今年の鈴鹿でも起きたのだ!そうなるとピット作戦で明日の決勝は大きく変わる可能性が去年まではあったのだが、今年は予選後には各マシーンはパルクフェルメに保管され、燃料などの搭載変更は出来ない。BARは明日のDryを見越してのマシンセッティングになっているハズ(希望!)だ。それで本来、予選はあまり重視していなかったのが、天候でJBが2nd,佐藤 琢磨さんも5番グリッドを獲得できた。 予選セッションを見る限り、ポールのラルフはガソリンは軽そうだ。明日、ドライになったら重タン傾向のBARに勝機は十分あるでしょう。雨で予選を満足に走れなかったマクやルノーはエンジンやら燃料やら調整し放題!コンストラクターズで争ってる両チームの対応が明日の最大の楽しみだ。

F1をすこし知っている人達の、琢磨さんへの批判や懐疑的な意見。ごもっともです。私は1999年にハッキネンがワールドチャンピオンを鈴鹿で決めた時に、鈴鹿F2のスタンドにいました。
翌年、シューが鈴鹿でフェラーリにコンストラクターズをプレゼントした時も鈴鹿にいました。
日本人の私が日本人のワールドチャンプをいつか見られるだろうか?とミカの栄光の瞬間に立ち会うことが出来た1999年、フィンランドからミカ応援に来た強烈応援団に囲まれてそう思いました。そして今でも私は佐藤 琢磨さんにあの時感じた「夢」を託しています。

鈴鹿は予選順位が大きく決勝に響くコースです。それでいて各ドライバーのテクニックと度胸(?)、タイヤへの思いやりが大きく影響する世界屈指のレイアウトです。
予選5番手の琢磨さん、雨のコースでは奇数、偶数のPositionはあまり関係ないでしょう。デグナーへの進入とスプーン立ち上がりから130Rへのもってきかた、路面が濡れている時のシケイン出口からのトラクションが乗るか、見所はいっぱいあります。勿論!鈴鹿は1コーナー飛び込みから連続コーナーへいかにリズムよくアプローチ出来るかでセクター1のTimeが決まります。本来早い車が後方グリッドへ沈んだ今年、1コーナーへ予選順位から1つPosition Up出来たら、皆さんが失笑している「佐藤 琢磨さん 表彰台」はあると予想します。
彼は速いですよ>爆 みんなで応援しようよ!
by uni2323 | 2005-10-08 22:27